Jリーグ・川崎フロンターレがコンサドーレ札幌に1対0で勝利 : 2カ月ぶりにホームで勝利


120929frontale01Jリーグ27節9試合が9月29日に一斉に行われた。川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場で、最下位のコンサドーレ札幌と対戦、1対0で下し2連勝した。ホームでの勝利は2カ月ぶり。一方の札幌は、降格圏争いをする他のチームが勝ちか引き分けたため、7試合を残して史上最速のJ2降格が決まった。

写真=札幌の堅い守りを崩せず、80分にようやく先制ゴールを決めて喜ぶ川崎FWレナト#10とイレブン(撮影 : 桑山輝明)


川崎は序盤からボールを支配して札幌のゴールに何度もチャンスを作るものの、「降格」がかかって負けられない札幌の体を張った守りにはね返され、前半を0対0で折り返した。
後半も前半同様の展開が続いたが、MF風間宏矢#34と交代したFWレナト#10がその4分後の80分にミドルシュートを決めて待望の先取点を奪った。川崎はその後も攻め続けたが追加点は奪えず試合終了となった。
久々のホームの勝利にわく川崎のサポーターと対照的に、アウェイ側の観客席では史上最速の降格となったチーム運営に不満を持つ一部のサポーターが札幌の社長と対峙して話し合う場面も見られた。