川崎市麻生区王禅寺東の自宅で「しまりすミュージックホール&ギャラリー」を主宰するピアニスト山口昌子さんが、福島第1原子力発電所の事故による警戒区域に残された動物の実態と救済活動を知ってもらおうと、10月6日15時から初の「ワールドアニマルデー・キャンドルコンサート2012」を催す。
山口さんは、「見捨てられた命を救え!〜3.11 アニマルレスキューの記録」の著作がある「HOSHI FAMILY」(星広志代表)による原発事故警戒区域の動物救済活動を知り、その活動を支援しようと昨年11月にチャリティーコンサートと写真展を開いた。キャンドルコンサートは、動物保護を考える日として1931年に制定された10月4日の「ワールドアニマルデー」にちなみ、引き続き「HOSHI FAMILY」の活動を支援をしようと開催する。
当日はギャラリーで「実写 3.11 見捨てられた命・動物たちミニ写真展」と、警戒区域から救出された猫4匹の里親探し「助け出されたニャンコ譲渡会」を開き、17時から観客も参加して庭とホールにキャンドルとLEDライト311本をともした後、スペシャルコンサートとしてバイオリンや歌、ギターを演奏する。プログラムは、山口昌子さん(歌ほか、曲目「福島どうぶつの詩1&2」)、石井泉さん(バイオリン、同「美しきヴァイオリンの調べ」)、風祭東さん(歌・ギター、同「Azuma Kazamatsuri World」)で、星広志さんも来場する。
コンサートの入場は無料だが、寄付を募る。定員は約40人で、終了時間は18時45分。
キャンドル参加料は500円。写真展、キャンドルのみの参加も可能。
問い合わせは電話044(988)9188 ミュージックワンダーランド。
詳細はしまりすミュージック&ギャラリーのHP(こちら>)