Jリーグ/川崎フロンターレが鹿島アントラーズと引き分け : 2点差追いつく


120915fronntale01Jリーグ25節が9月15日に行われた。川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で鹿島アントラーズと対戦、2点先攻された試合に追いつき引き分け、順位をひとつあげて12位となった。 

写真=19分、川崎フロンターレDF實藤友紀#15のゴール(撮影 : 山本真人)




120915frontale04前節までの両チームの成績は勝点は32と同じだが、得失点差で鹿島の順位がひとつ上の12位。川崎は、天皇杯で勝利はしたが、リーグ戦では19節(7月28日)以降、勝利から遠ざかっており、残り少ないホーム試合に勝ち順位をあげたいところだ。

試合は、6分に鹿島FW興梠慎三#13が先制ゴールをあげると、川崎は15分過ぎに自陣ゴール近くでDF實藤友紀#15がファウルして鹿島にPKを与え、これを興梠が決めて2点のビハインドを負った。その直後の19分に流れのなかから實藤がゴールを決めて、前半を2対1で折り返した。

120915frontale03後半は、立ち上がりから互いに攻め合うもののGKとDF陣の好守で追加点がなかなか決まらなかった。78分、川崎MF大島僚太#30が放ったシュート (写真左 撮影 : 山本真人)を鹿島GK曽ヶ端準#21がいったん止めたボールが手から抜け落ちるラッキーなゴールで同点となり、試合を振り出しに戻した。鹿島はその後、猛反撃、
今シーズン鹿島に移籍した途中起用のFWジュニーニョ#8に何度かゴール前にボールを運ばれるピンチを迎えたが(写真右 撮影 : 桑山輝明)、フィニッシュの精度不足などに助けられて失点を防ぎ、同点のまま終了、勝点1を拾った。
次回のホームゲームは、9月29日19時からコンサドーレ札幌と対戦する。