第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第1日程(9月8日)で、川崎市の等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ対徳島大学戦は、川崎が山口県代表の徳山大を2対0で下し、3回戦に駒を進めた。
写真(撮影 : 山本真人)=この日、2得点を決めた川崎フロンターレのFW山瀬功治
川崎はここ数年、天皇杯の初戦にいつも苦しむが、チームの柱MF中村憲剛#14を日本代表戦で欠いたこの試合も格下相手に苦戦、なかなかリズムがつかめず、徳山大学の好守もあり前半を0対0で折り返した。
しかし後半に入って、49分にFWで出場した山瀬功治#13が先制点を決めると落ち着きを取り戻し、川崎のペースで試合が進み、ピンチはあったものの、77分に山瀬が2点目となる追加点を決め、完封で徳山大を制し、順当に3回戦に勝ち進んだ。
川崎の3回戦は、10月10日19時からJ2の徳島ヴォルティスと対戦する。