J2・FC町田ゼルビアがガイナーレ鳥取とスコアレスドロー: チャンス生かせず


120822zelvia01J2第30節の11試合が8月22日に一斉に行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場でガイナーレ鳥取と対戦、スコアレスドローに終わった。

写真=後半、鳥取ゴール前に迫る町田


町田は、2連勝して最下位から脱出し20位に浮上、19位の鳥取との勝点差はわずか2で、町田は3連勝してさらなる上昇をめざす。一方の鳥取は前節、ジェフユナイテッド千葉に完封勝利した勢いを維持し降格圏から抜け出したいところ。
試合は慎重な入りとなり、徐々に町田がボールを支配するが、熱さの中での連戦の疲労の影響と鳥取のゆったりとしたペースにはまっていつものスピードを失い、決定機をなかなか作り出せないまま、前半を折り返した。
後半流れを変えたい町田はMF幸野志有人#33、MF北井佑季#19を早めに投入してリズムをつかみ、後半だけで12本のコーナーキックを得たが、
シュートがポストにあたったり、GKの正面などでチャンスを生かせず、引き分け狙いの鳥取の体を張った守りを崩せないまま引き分けた。

町田は、けがから復帰したエースFW勝又慶典#7が90分間プレーして復調の兆しを見せ、またけがで離脱したサイドバックのDF津田和樹#2が後半約10分間出場するなど、けが人が戻ったことが明るい材料になった。
次回のホーム試合は、9月2日18時からファジーノ岡山と対戦する。