夏の交通事故防止運動(7月11日〜20日)を前に、川崎市麻生区役所が、麻生警察署などと合同で7月10日、小田急線新百合ケ丘駅南口ペディストリアンデッキで買い物客などにうちわ約1000本などを配って交通安全を呼びかけた。
参加したのは、麻生区交通安全対策協議会など区内の交通安全関連5団体と麻生区町会連合会、麻生区社会福祉協議会の会員と区職員、警察署員など約100人。
キャンペーン活動の啓発物配布に先立って、カマキリ像前でセレモニーが行われ、麻生警察署の坂本隆一副署長が「夏はレジャーによる過労運転や夏休み特有の開放感から、子どもの飛び出しなど交通事故が多発する傾向があります」などと説明、滝峠雅介・麻生区長が「夏休み中、交通事故を1件も出さないようにしましょう」などと挨拶した。会場には青葉幼稚園児が将来の夢や交通安全を呼びかける言葉などを書いた七夕飾りも置かれ、足を止めて見入る人もいた。この七夕飾りは、運動期間中の事故ゼロを願って麻生警察署の玄関に飾られる。
期間中にはこのほか、通学路を中心とした交差点約50カ所で朝の通学時間帯に街頭監視や交通安全指導などを行うほか、区内の事業所などにポスターを掲示する。