アメフト・パールボウル : オービックシーガルスが4度目の優勝 、富士通フロンティアーズを降す

120625pearlbowl02東日本社会人アメリカンフットボールの春の大会「第35回パールボウル」の決勝戦が6月25日に東京ドームで行われた。試合は前回大会(2010年)と同じ顔合わせのオービックシーガルスと前回優勝の富士通フロンティアーズが対戦、31対10でオービックが優勝、雪辱を果たした。オー ビックの優勝は2005年以来5大会ぶり(2006年と2011年は世界大会のため休止)で、リクルート時代を含め4回となった。大会MVPには、同点後に決勝となるTD(タッチダウン)ランを決めたオービックWR(ワイドレシーバー)木下典明#18が選出された。

写真=第3Q、決勝点となるオービックWR木下典明#18のラン


120625pearlbowl01富士通のキック、オービックのレシーブで始まった試合は、第1Q(クオーター)の8分46秒にオービックがTDとTFP(トライフォーポイント)を決め先制。富士通は、第2Qの2分02秒にく43ヤードのFG(フィールドゴール)を決めたものの、14分34秒にオービックもFGを決めて10点差で前半を終えた。
前回覇者の意地を見せたい富士通は、第3Qの4分48秒にRB(ランニングバック)進士祐介#28がTD(写真左)、TFPも決めて同点に追いつき波に乗るかにみられた。しかし、ここからオービックが底力を見せ、12分37秒に木下が61ヤードを走ってTDを決め再びリード、第4Qでも2本のTDを決め21点差で勝利した。
会場には、両チームのスポンサーやアメフトファンなど13125人が詰めかけ、熱心な応援合戦を繰り広げた。ハーフタイムには、Xリーグ東日本に所属する13チームのチアガール130人が華麗なダンスを披露した。(写真下)

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