J2・FC町田ゼルビアがザスパ草津に2対0で敗戦 : チャンス実らず、最下位に転落

120609zelvia03J2第18節の試合が6月7日と9日に行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場でザスパ草津と対戦、0対2で敗れた。その結果、勝点で並ぶFC岐阜がこの日引き分けたため、順位が逆転し最下位に落ちた。

写真(撮影 : 山本真人)=草津ゴールに迫る町田FW平本一樹#25


120609zelvia01雨の中で行われた試合は、立ち上がりからロングボールで猛攻を続ける草津を町田のGK修行智仁#1のファインセーブなどでしのいでいたが、19分に草津のDF御厨貴文#3のヘディングゴールで失点した。
先制された町田はその後落ち着きを取り戻し、パスが通り始めた。
町田はハーフタイムにFW鈴木孝司#20に替えてドラガン ディミッチ#10を投入、攻撃に転じ、MF北井佑季#19がドリブル突破してシュート、DF田代真一#5もミドルシュートを放つなど決定機を再三作ったが、体を張った草津の堅い守りを崩せなかった。
120609zelvia02町田はゲームを支配し、草津のシュートを後半1本のみに抑えていたが、76分にカウンターからFW金成金#11にゴールを許し、そのまま2点差をはね返せずゲームセット。
結果は完封負けだったが、アルディレス監督は「立ち上がりの20分はたいへんに悪いゲームで、失点もしてしまいました。その後は、相手より主導権は握れたと思います。選手たちが、できる限りのことをやった結果で、ゴールが足りませんでした。結果はわれわれ全員にとって悲しい状況ですが、選手がすべてを出し切った結果なので、これ以上を要求するつもりはありません。けが人を多く抱えているなかで、選手はよくやっていると思います」と選手をかばっていた。
次のホームゲームは6月17日18時からモンティデオ山形と対戦する。

写真=草津の猛攻を防ぐ町田GK修行智仁#1(左)、ドリブル突破する町田MF北井佑季#19(右下)