狛江市で成人式 : 381人が出席、社会人の決意新たに

120109seijinsiki01狛江市の成人式が「成人の日」の1月9日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、晴れ着に身を包んで参列した新成人たちは社会人としての決意を新たにするとともに、久しぶりに会う同級生との歓談を楽しんでいた。

写真=第一部の式典


120109seijinsiki02同市の新成人は昨年より4人少ない712人で、式典には小・中学校を狛江で過ごした市外の居住者も含め381人が参加した。出席率は昨年をやや上回る53.5%(昨年51.4%)だった。
同市の成人式は1998年から公募した新成人による実行委員が企画・運営しているのが特色で、今回で15回目。ことしは高木翔平委員長のほか8人の委員が9月から準備を進め、当日の司会・進行を担当した。

第一部の式典では、主催者を代表して矢野裕市長が「昨年の東日本大震災で人のきずなや命が見直されました。皆さんの親はきょう感無量で送り出したと思います。そうした親の気持ちに答えるため、感謝の言葉を伝えるとともに命の大切さをかみしめながら生き、安全な街づくりをめざす狛江の将来の担い手として力を発揮する事を期待します」と祝いの言葉を述べた。
これに答え、新成人代表の儘田貴紀さんと永田安奈さんが「これまで育ててくれた両親や支えてくれた方に感謝します。まだまだ力不足ですが、私たち若い世代に与えられた『未来を創る』という役割を十分果たせるような人となり、これからの新しい出会いやつながりを大切にし、社会を担う成人として歩んでいきます」と誓いの言葉を述べ(写真左)、約30分で式典を終了した。
120109seijinsiki04第二部は、ディズニーランドのペアチケット、デジタルカメラ、生まれた年のワインなどが当たるクイズ&抽選会(写真右)や小・中学校の行事写真、教師からのビデオレターなどのアトラクションが行われた。

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