Xリーグ・富士通フロンティアーズがオール三菱ライオンズに勝利 : 2試合連続完封勝ち

111001110908frontiers01 社会人アメリカンフットボールXリーグの秋季リーグ、イーストディビジョン第3節の富士通フロンティアーズとオール三菱ライオンズの試合が10月1日に川崎球場で行われ、フロンティアーズが6本のタッチダウン(TD)を決め、42対0で2試合連続の完封勝利を果たした。

写真=第1Q、フロンティアーズのWRブラッド・ブレナンがライオンズのディフェンスを潜りぬけ先制TD

111001frontiers03 2勝同士の対戦となった試合は、互いの攻撃を探りあう形で始まり、フロンティアーズが第1クオーター(Q)6分10秒にクオーターバック(QB)吉田元紀#19から18ヤードのパスを受けたワイドレシーバー(WR)ブラッド・ブレナンがエンドゾーンに飛び込んでTDして先制。続く第2QでフロンティアーズQB出原章洋#19が自ら持ち込みTD、直後に2ポイントコンバーションを決め、その後もランニングバック(RB)神山幸祐が74ヤードのパントリターンTDなどで得点を重ねて前半を29対0で折り返した。
後半、第3Qでは互いに攻めあぐねていたが、第4Qに入るとフロンティアーズが敵陣にボールを進めてTD、攻守交代したその後のライオンズのプレーで、相手エンドゾーン近くのパスをインターセプトしてそのまま走り込み6本目のTDを奪った。
111001frontiers02 試合を優位に進めたフロンティアーズは、次節10月13日19時から東京ドームで行われるイーストディビジョン最大のライバル鹿島ディアーズ戦に備え、負傷明けの選手の起用や成功率の低い4thギャンブル、長距離FGなどを試みた。
一方ライオンズは、終了間際に得たFGに失敗、無得点に終わった。

写真(上から)=第3Q、フロンティアーズQB出原章洋#18のパスを受けエンドゾーンに転がりTDするWR強盛#82、終了間際のライオンズのFG(撮影:山本真人)