Jリーグ・川崎フロンターレがアビスパ福岡に辛勝 : 始球式にドラえもんとのび太が参加

110709fron01 東日本大震災の影響で日程変更していたJリーグ3節の9試合が7月6、9、10日に行われた。第2日程の川崎フロンターレは、等々力陸上競技場でアビスパ福岡と対戦、38分にMF稲本潤一のホーム初ゴールで先制、前半終了間際にMF中村憲剛のゴールで追加点、66分にFWジュニーニョがダメ押しのゴールを決めて楽勝ムードだったが、途中交代した福岡のFW岡本英也に71分と77分にゴールを許しその後も攻め込まれたが3対2で辛勝、再び3位に浮上した。

写真=38分、等々力初ゴールとなる先制点に拳を挙げて喜ぶ稲本選手とチームメイト(撮影 : 山本真人)

110709fron05 この試合は、川崎市制記念日(7月1日)にちなんだ市制記念試合で、事前申込した市民の中から抽選に当たった2000人が招待された。また、9月3日にオープンする「藤子・F・不二雄ミュージアム」のプレイベントとして、始球式にドラえもんとのび太の着ぐるみが同競技場に登場。マンガの「タケコプター」ならぬ本物のヘリコプターから始球式ボールが投下され、ゴール脇でドラえもんが見守る中、のび太がボールを蹴った。 
バックスタンドでは、ドラえもんとふろん太のキャラクターと会館までの日数を入れたカウントダウンのビッグフラッグが掲げられ、客席から大きな拍手がおきた。
ハーフタイムには、
恒例の川崎市在住の歌手・西城秀樹さんのミニライブが催され、市民も参加するバックダンスでヤングマンなどを歌った。
試合後には、ホームで初ゴールをあげた稲本選手がサポーターに「1年半もお待たせしました。やっとフロンターレの一員になれました」と挨拶。ラえもんの衣装をまとったサポーターから大量のどら焼きをプレゼントされた稲本選手は笑顔で観客に配りファンを湧かせた。

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写真=68分、ジュニーニョの決勝ゴール(撮影 : 桑山輝明)、始球式でのび太のゴールに喜ぶドラえもん、始球式(撮影 : 山本真人)、ハーフタイムショーでオープンカーに乗りヤングマンを歌う西城秀樹さん