FC町田ゼルビアが4月10日に東日本震災復興支援マッチ : 町田市陸上競技場改修のこけら落としイベント

JFLのFC町田ゼルビアが4月10日、3月に改修工事が終わった町田市立陸上競技場のこけら落としを兼ね、同競技場で東日本大震災復興支援マッチ「ALL POWER FOOTBALL “町田から元気を!!”」を開催。JFLのジェフリザーブズとトレーニングマッチのほか、義援金募金やチャリティオークションなどを行う。


同競技場は、昨年9月からゴール裏とバックスタンドの芝生席をイス席に変えるなど大がかりな改修工事を行っており、ゼルビアが改修後に試合を行うのは初めてとなる。
イベントは、4月24日に公開する町田市をモデルにした映画「まほろ駅前 多田便利軒」がマッチスポンサーとなった。同映画は、学生時代に町田市に住んでいた作家・三浦しをんさんの同名の直木賞受賞作を原作にした作品で、町田市内を中心に撮影された。同クラブでは、この映画とタイアップして復興支援イベントを企画。トレーニングマッチでは、映画の題名などの文字が入った特性ユニフォームを着用して「FC”まほろ”ゼルビア」として戦い、映画のPR役を果たす。また、ユニフォームを会場内で限定販売し、売り上げの一部を義援金に回す。
トレーニングマッチは13時キックオフで、45分2本の練習試合を行う。
復興支援活動としては、物販エリア、入場ゲートなどでゼルビア選手・スタッフ、ジェフリザーブズ選手が10時30分から13時まで(選手は12時から12時30分のみの参加)義援金募金を呼びかける。メインスタンドコンコースでは、11時から13時まで歴代レプリカユニフォームなどクラブ秘蔵グッズと同クラブ選手の私物や町田市出身選手から提供されたグッズのチャリティーオークションを実施。同クラブとエコパートナーを結ぶブックオフコーポレーションの協力で、来場者が持参した古本・CD・DVD・ゲームソフト・トレーディングカードをブックオフが買い取り、そのままの金額を同社が義援金にまわす。このほか、このイベントのために制作した復興支援バナーに10時から13時までの間に、来場者から応援メーセージの寄せ書きを集め、イベント終了後に町田市を通じて被災地に届ける。

会場では、ゼルビアの前身「町田FC」に所属していた多くのJリーガーから寄せられた復興支援コメントを会場で紹介する。
入場は、無料で全席自由。10時30分からメインスタンド前場外広場でメインスタンド席の入場整理券を配布(限定680席)する。
イベントの詳細はFC町田ゼルビアHP(こちら>)。