川崎市多摩区で稲毛三郎重成が主人公の市民劇:9日に作者・演出家がシンポジウム

110408simingekisyasinten01 郷土の武将・稲毛三郎重成が主人公の創作劇「枡形城 落日の舞い」(川崎郷土・市民劇上演実行委員会主催)を盛り上げようと、多摩区役所で稽古場の写真展のほか、4月9日に区内の2会場で劇の脚本家や演出家を招いたシンポジウムが開かれる。

真=多摩区役所アトリウムで展示中の市民劇「枡形城 落日の舞い」の写真展


この劇は、川崎市の歴史や歴史上の人物を取り上げた創作劇の上演で市民文化の向上とまちづくりの推進を図る目的で企画されたもので、郷土・市民劇としては3作目。5月6日〜8日に多摩市民館、20・21日に教育文化会館で上演される。
シンポは、10時に多摩区菅の菅会館、14時に川崎市立日本民家園・原家で、脚本家・小川信夫さんが「私はなぜこの作品を書いたか」、演出家のふじたあさやさんが「稲毛三郎の愛と葛藤」をテーマに語る。参加は無料で、定員は菅が100人、日本民家園は40人。
多摩区役所の1階のアトリウムでは、6日から12日まで劇の練習風景や稲賀三郎の木像などの写真展が開かれている。シンポジウム・写真展の問い合わせは電話044(201)1413川崎郷土・市民劇上演実行委員会またはHP(こちら>)。