町田市をホームタウンとするジャパンフットボールリーグのFC町田ゼルビアが3月19日、東北地方太平洋沖大地震の被災者を支援しようと、同市原町田の「ぽっぽ町田」イベント広場で「ALL POWER FOOTBALL」を開催、チャリティーオークションや募金活動を行った。
写真=募金を呼びかける柳崎キャプテン(右)と酒井選手(撮影 : 山本真人)
このイベントは、クラブと選手会が共催。GK修行智仁(背番号#1)、DF津田和樹(#2)、DF藤田泰成(#3)、MF太田康介(#6)、FW勝又慶典(#7)、FW山腰泰博(#9)、MF酒井良(#11)、MF大前博行(#14)、MF柳崎祥兵(#15)、DF斎藤広野(#16)、GK吉田宗弘(#22)、DF川邉裕紀(#24)、GK野口貴裕(#31)の13選手が参加、ドラガン・ディミッチ(#10)とユン・ソンヨル(#18)選手はオークションの品物を寄せた。
選手は、物販と街頭募金に別れ、約2時間にわたり開場前の道路で買い物客らに義援金を呼びかけたり、2010年用のユニフォームなどを販売した。チャリティオークションは、多くの義援金が集まるよう海外移籍した高校時代チームメイトが当時はいていたスパイクや前所属チーム時代のユニフォームなど提供した選手自身にとっても大切なグッズが出品された。
売上と募金の合計約80万円は、すでに募金活動を行っている社団法人町田青年会議所を通し、中央協同募金会(赤い羽協同募金)へ送られ被災者へ配られる。
同クラブによると、被災地復興支援のイベント「ALL POWER FOOTBALL」は、町田サッカー界が「一致団結して被災地への復興支援に取り組む予定という。20日午後3時からは町田市をホームタウンとするフットサルチーム「ペスカドーラ町田が」同じ場所で「ALL POWER FOOTBALL」を開催する。
写真(上から)=物販を担当する勝又選手(手前)ら、オークション、特設舞台に上る参加選手(撮影 : すべて山本真人)