川崎フロンターレの新監督に相馬直樹氏が就任:町田ゼルビアの監督から

川崎フロンターレは9日、来季監督に現・FC町田ゼルビア監督の相馬直樹氏(39)が就任すると発表した。契約期間は2011年2月から2013年1月までの2年間。ゼルビアも同日付けで、相馬氏の契約満了に伴い、来季の契約を行わないと公表した。相馬新監督は、鹿島アントラーズや日本代表の左サイドバックとして活躍、2004年にフロンターレへ移籍、2005年に引退。ことしゼルビアの監督に就任し、同クラブをJFLの3位に導いた。


相馬氏は監督就任について「選手としてユニフォームを着ていた川崎から話をいただき監督に就任することになりました。Jリーグで屈強の強豪となったクラブで指揮をとるのは、大変光栄であり、やりがいがあります。現役時代感じていた等々力のすばらしい雰囲気を、またピッチで味わえることを楽しみにしています。選手、スタッフ、サポーターと一丸となって戦っていきたい」とコメントした。
一方、チームを去るゼルビアに対して「ゼルビアを応援してくださった皆さん、1年間、本当にありがとうございました。クラブから離れることについていろいろと悩みましたが、新しいチャレンジをすることになりました。監督経験のない私にチャレンジするチャンスをいただけたことなど、感謝ばかりの1年でした。この経験をもとに、J1でさらに良いチームを作れるようにがんばります」との談話を発表した。
ゼルビアの下川浩之社長は「今季、相馬監督には本当にすばらしい仕事をしていただきました。成績はもちろん、常にアグレッシブにゴールに迫るサッカーは、多くの観客に共感や支持をいただきました。クラブとして慰留できなかったことは残念ですが、今季、相馬監督や選手などの関係者が一丸となって作り上げたものが、日本最高峰のリーグに所属するクラブに評価されたという証であり、誇らしいとも思っています」とコメントした。クラブの後任監督は現在のところ未定。
相馬氏は静岡県清水区出身。清水東高校から早稲田大学に進み、1994年に鹿島アントラーズ入団。左サイドバックとして活躍し1998年のフランスワールドカップに出場した。2002年に東京ヴェルディへレンタル移籍し1年後に鹿島へ復帰、2004年にフロンターレへ移籍、2005年に現役を引退した。その後、指導者として2008年から2010年まで川崎U-18のアドバイザーコーチ、U-20日本代表コーチなどを務め、2010年2月にゼルビアの監督に就任した。