Xリーグ:第1ステージは富士通、アサヒビールとも最終戦に惜敗、地区優勝逃す

101024fujitu04 社会人アメリカンフットボールのXリーグの第1ステージが10月24日に終了。地区優勝をめざしたセントラル地区の富士通フロンティアーズ、イースト地区のアサヒビールシルバースターは、ともに優勝がかかった最終戦に惜敗、連覇を逃した。
11月6日からはセカンドステージが始まった。

写真=10月23日、富士通のタッチダウンパスを阻止して喜ぶオービック選手(右)

春の大会のパールボウルを制し、秋の大会も社会人1位を目指していた富士通は、10月24日に川崎球場でオービックシーガルスと4勝同士で対戦した。
富士通は立ち上がりの早い段階にタッチダウンで先制したが、第3クォーターで追いつかれ逆転され、1分を切ったところで反撃して残り5ヤードまで迫ったものの、最後のパスが通らず、13対17で惜敗し、地区優勝を逃した。

101024asahi05 アサヒビールは、10月23日に全勝の鹿島ディアーズと対戦した。
この試合で12点差以上の差で勝てば地区優勝できるアサヒビールは先行されていったんは同点に追いついたが、再度得点を許した。しかし、第4クォーターで1点差に迫る猛反撃をみせたが、逆転を試みた2ポイントコンバーションが失敗、23対24で2敗目を喫し3位に沈んだ。
11月6日からのセカンドステージは、各地区3位以上の9チームの上位リーグと、4位以下9チームの下位リーグに分かれ、各リーグでブロックごとに2試合対戦する。上位リーグは、3つのブロック1位とブロック1位を除く上位成績チーム(ワールドカード)が社会人1位(ジャパンエックスボウル)を争うファイナルステージに進出、下位リーグは、セントラル・イーストブロックの最下位2チーム、ウエストブロックも最下位2チームがX2リーグと入れ替え戦を行う。

各地区の成績は

○セントラル地区優勝=オービックシーガルス(5勝)、準優勝=富士通フロンティアーズ(4勝1敗)、3位=明治安田パイレーツ(3勝2敗)、4位=ハリケーンズ(1勝4敗)、5位=オール東京ガスクリエイターズ(1勝4敗)、6位=日本ユニシスBULLS(1勝4敗)
○イースト地区優勝=鹿島ディアーズ(5勝)、準優勝=IBMビッグブルー(4勝1敗)、3位=アサヒビールシルバースター(3勝2敗)、4位=オール三菱ライオンズ(2勝3敗)、5位=ブルザイズ東京(1勝4敗)、6位=富士ゼロックスミネルヴァAFC(5敗)
○ウェスト地区優勝=パナソニック電工インパルス(5勝)、準優勝=アサヒ飲料チャレンジャーズ(4勝1敗)、3位=吹田マーヴィーズ(3勝2敗)、4位=エレコム神戸ファイニーズ(2勝3敗)、5位=アズワンブラックイーグルス(1勝4敗)、6位=名古屋サイクロンズ(5敗)

写真=10月23日、1点差に迫るタッチダウンパスを決めたシルバスターWR稲垣彰彦選手(左、撮影 : 山本真人)