多摩区総合庁舎で8月28日に多摩川梨を楽しむ初のイベント

川崎市多摩区の特産品・多摩川ナシについて知ってと、同区登戸の多摩区総合庁舎アトリウムで8月28日午前10時から正午まで「多摩川梨を楽しもう!」が催され、ナシの栽培歴史や重さを当てるクイズなどが催される。



このイベントは、多摩区イメージアップ委員会が区の魅力を発信しようと、ナシの収穫時期に合わせ初めて企画したもの。いまが最盛期のナシ4、5種類を展示するほか、同区登戸の生産者・小泉要さんがナシについて話す。また、品種と重さ当てクイズを実施し、参加者に多摩川ナシをプレゼントする。会場では多摩川ナシ栽培の歴史、品種の系統図、ラベルのパネル展示、栽培用の道具の一部などを31日まで展示する。
イベントに協力するセレサ川崎農業協同組合営農課の果樹担当職員によると、川崎市内のナシの生産農家は約120件で、多摩区にはその3分の2にあたる70〜80件があるという。
ことしのナシの出来は、4月の降雪で実に傷が付いたことと夏の小雨の影響で実が小さめで数も少なく、品薄の状態。ただ、日照に恵まれたために甘いという。
 問い合わせは電話044(935)3239多摩区役所地域振興課まちづくり推進係。