夏休みに親子で野外映画を楽しんでと、8月22日の夜、小田急線新百合ケ丘駅近くの麻生小学校校庭で「なつやすみ野外上映会」が開かれる。ことしの作品は、2009年秋に公開されたアニメ「マイマイ新子と千年の魔法」(2009/日本/94分/アニメーション 片淵須直監督作品)で、上映前には屋台村やミニライブ、昔遊びの体験コーナーなども催される。
野外上映は、10月に催される「KAWASAKI しんゆり映画祭」のプレイベントで、同映画祭の運営を担当するNPO法人KAWASAKIアーツが川崎市、川崎市アートセンター、川崎市教育委員会、日本映画学校などと共催する。屋台村を設置して「夏の夜祭り」的に食べ物、飲み物も自由な開放的な雰囲気の中で、親子で楽しめる作品を鑑賞する。参加は無料。
上映作品は、芥川賞作家・高樹のぶ子の自伝的小説を映画化した作品。昭和30年代の山口県を舞台に、空想好きな少女・新子が仲間たちとゆっくり成長していく姿が描いており、いまも劇場公開中の作品だ。
午後7時20分からの上映に先立ち、午後4時30分に屋台村をオープン、6時30分からは上映作品の劇中音楽を担当したMinako “mooki” Obataさんによるミニライブが催される。Minakoさんと教え子の昭和音楽大学の学生9人のコーラスで、歌詞がないスキャットと呼ばれる演奏を披露する。
問い合わせは電話044(953)7652 NPO法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局。
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