川崎市多摩区の多摩川河川敷で夕涼みコンサート


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川崎市多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館下河川敷で8月7日に「多摩川夕涼みコンサート」が開かれ、家族連れなど約1000人が川風に吹かれながら、市民バンド「いとしのエリーゼ」が演奏するサザンオールスターズのヒット曲などを楽しんだ。




コンサートは、せせらぎ館を運営するNPO法人 多摩川エコミュージアムと多摩区が、多摩川に親しんでもらおうと毎年催しており、ことしで6回目。登戸周辺で活動する市民団体や法政大学人間環境学部小島ゼミや専修大学キャリアデザイン有志学生らも参加する実行委員会が運営にあたり、コンサートの司会進行などを担った。
 午後5時30分からのコンサートは、サザンオールスターズを敬愛するリーダーのTOWAさんらが、軽妙なおしゃべりと歌やダンスでライブハウスのような雰囲気を演出。2時間以上にわたり「いなせなロコモーション」「海」「勝手にシンドバッド」などサザンのヒット曲18曲を歌うと、聴衆はリズムに合わせ手拍子やペンライトを揺らして演奏を盛り上げていた。
 演奏前の午後3時からは屋台ブースもお目見えし、稲田多摩川観光協会・多摩区観光推進協議会が多摩区の観光情報をパネルやパンフレットで発信した。このほか主催のNPO法人多摩川エコミュージアムが多摩川源流のヤマメの塩焼きや源流水を販売、生田緑地で活動するホタルの郷の畑を守る会が焼きそば・かき氷などの食べ物を販売し、法政大学生が多摩川流域にある市民団体を紹介するパネルなどを展示した。
また、演奏会の前には、地元の宿河原・登戸・稲田の3小学校の児童から寄せられた106件の「夕涼みコンサート」イメージキャラクターの来場者による人気投票が発表され、表彰式が行われた。