Jリーグ・川崎フロンターレが京都を降す : 終了間際にジュニーニョがゴール

100725fron01Jリーグ14節の試合が7月24・25日に行われ、川崎フロンターレは、25日にホーム等々力で京都サンガF.Cと対戦。終了直前までスコアレスドローだった試合は、怪我から復帰して今季初出場した川崎のFWジュニーニョが89分にゴールを決め、川崎が1対0で勝利した。W杯中断前の5月1日(9節)以来5試合ぶりの勝利に、客席から「おかえり、ジュニーニョ」と大きな拍手が起きていた。

写真=89分、ジュニーニョのゴール(撮影 : 山本真人)





100725fron03  試合は、立ち上がりから京都が攻勢をかけるが、川島の抜けた後3試合目の出場となったGK相澤貴志が落ち着いて好セーブ。川崎も徐々にリズムをつかむが、フィニッシュが決まらす、前半を互いに無得点で折り返す。
 後半、ともに相手陣内に攻めるがGKの好守と最終ラインのコントロールなどでゴールを割れない。蒸し暑さで運動量が落ちる、両チームとも選手交代のカードを早めに切り、京都は後半からFW柳沢敦が出場。川崎は62分にMF谷口博之に替わりジュニーニョがピッチに呼ばれと、競技場は大きなコールがわき上がった。(写真左上)
 

100725fron05  互いに相手陣内にボールを運ぶが、得点できずこのまま引き分けと思われるときに、やはり途中交代のMF楠神順平が中村憲剛からのパスをジュニーニョにつなぎ(写真右、撮影 : 山本真人
、ジュニーニョがゴール、川崎はチームのJ1通算100勝をあげた。


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この日は、7月1日の市制記念日にちなんで市民2,000人が招待される「市制記念試合」で、阿部孝夫市長が試合前に「川島永嗣選手と鄭大世選手は世界に出ていきましたが、フロンターレは優勝をめざして一歩、2歩と上に上っていきます。きょうはいい試合になることを期待しています」とあいさつ。ハーフタイムには、市制記念試合恒例の川崎市宮前区に住む歌手・西城秀樹さんによる「YMCA・ヤングマンショー」(写真左)が催され、公募に応じたサポーターらがバックダンサーとして踊った。