アメフト・パールボウル:富士通がオービックに逆転勝ち、3回目の優勝


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アメリカンフットボール東日本社会人選手権第34回パールボウルの決勝戦が7月1日、東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズがオービックシーガルスを15対13で下し、3回目の優勝を飾った。

写真=富士通のWR松林大樹#22が決勝のタッチダウンパス



スタンドには平日にもかかわらず14,000人もの観客がつめかけ、試合前から熱気に包まれた。
試合はオービックが第1クォーター(Q)に2分22秒、11分29秒と2本のフィールドゴール(FG)を連続して決めて先行した。しかし、第2Qに入って富士通が0分48秒、15分0秒と2本のFGで追いつくなど、双方が一歩も譲らない白熱した展開となった。
第3Qの11分15秒に富士通がこの日3本目のFGを決めて初めてリードしたものの、その1分後にオービックのランニングバック(RB)杉原雅俊#21が44ヤードを走り、この日初めてのタッチダウン(TD)を奪って再びリードするという緊迫したシーソーゲーム。
しかし、富士通が第4Qの残り1分12秒にQB(クォーターバック)出原章洋#18からの20ヤードのタッチダウンパスをWR(ワイドレシーバー)松林大樹#22が決めて劇的な逆転勝利を飾った。
MVPには松林が選ばれた。