川崎市多摩区宿河原の桐光学園みどり幼稚園(岩倉恵子園長)で6月14日、「川崎フロンターレふろん太くんと交通安全教室」が開かれ、3歳から5歳の園児225人と母親50人が女性警察官とふろん太くんのユーモラスなコントやアニメなどで交通ルールを学んだ。
多摩区役所と多摩警察署が、毎年園児と保護者を対象に交通安全教室を開いている同園に依頼し、川崎フロンターレの協力で催したもの。
同区では、ことし3月に日本代表で川崎フロンターレのGK川島永嗣選手を使った自転車事故防止のポスターを作成し、川崎フロンターレとの連携を深めている。ふろん太君が区内の交通安全教室に参加するのは初めて。
あいにくの雨で園内ホールでの開催となった教室は、多摩警察署交通課の渡邉美和係長と川崎フロンターレの人気キャラクターふろん太くん、同署生活安全課スクールサポーター梅津加奈子さん扮する「モン吉」くんが舞台でシートベルトの大切さや、道路で遊ばないなどの交通安全をテーマにしたゆかいなコントで訴えた。
その後、正しい歩き方をテーマにした短編アニメ「まめうしくんの交通安全」を観賞した。舞台に置いた模型の信号機とマット状の横断歩道で年長組の園児が左右を確認した後、右手をあげて元気よく歩いた 。
また、お母さんたちにもビデオを使って幼児を乗せたときの自転車の交通ルールなどを紹介した。参加した母親は「あやふやだった自転車のルールを再確認できてよかった」「自転車も車の一種ということを再認識しました」などと話していた。
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