中国・黄土高原の農村の習俗や暮らしと中国の代表的な民間芸術「剪紙(せんし・切り絵の一種)」などについて映像と話で紹介する催しが、6月27日午後2時から同市原町田の町田市民フォーラムで開かれる。
「中国 黄土高原のくらしと民間芸術 〜ミンガー・ヤンガー・サンワー ●洞(ヤオトン)暮らしは面白い!?」と題するこの催しは、中国文化全般について現地の人と交流を持ちながらさまざまな活動をしている市民団体「日中文化交流市民サークル’わんりぃ’」(代表・田井光枝さん)が、東京大学大学院文化人類学研究室博士課程で学ぶ丹羽朋子さんを講師に招き、丹羽さんが撮影したビデオと体験を話す。
主な内容は、剪紙や黄土高原についての説明と、丹羽さんが撮影したこの地方の農作業や家事などの日々の暮らしのビデオ、現地の人がまとめた伝統的な習俗などの映像の鑑賞と質疑応答の予定。
、丹羽さんはインテリアデザイン会社に勤務中に剪紙に魅せられて退職、素朴で力強い剪紙を作る人たちの生活を知りたいと、現在は東京大学大学院文化人類学博士課程に在籍、フィールドワークとして黄土高原にある延川県の農村の伝統的な住まいの横穴式住居・ヤオトンに長期滞在して調査を続けている。
参加費は無料で、定員は30人。申し込み・問い合わせ=電話042-734-5100日中文化交流市民サークル‘わんりぃ’。
●は「穴の下に缶」