JFL・町田ゼルビアが流通経済大に圧勝 : 連敗を食い止める

100516zelvia01  JFL(日本フットボールリーグ)11節の9試合が5月16日に一斉に行われ、FC町田ゼルビアはホーム町田市立陸上競技場で流通経済大学FCと対戦、5対1で圧勝、9節からの連敗を食い止めた。

写真=前半40分、ゼルビアMF太田康介のゴール(撮影 : 山本真人)


ゼルビアは、前節負傷で戦線離脱したFW木島良輔がスタメンに戻り、FW勝又慶典と2トップを組んだ。
100516zelvIa02  試合は、開始2分に勝又のシュートのこぼれ球を木島が入れて先制。その後、ゼルビアの攻勢が続きシュートを連発したが追加点は奪えなかった。
しかし40分にMF半田武嗣のクロスにMF太田康介が頭で合わせ2点目、45分にはDF川邊裕紀が3点目を奪い、守備でも流通経済大FCのシュートをわずか2本に押さえて優位に立った。
後半、58分にセットプレイの流れからFW早稲田昂平のフリーキックでゴールを許したが、70分にMF星大輔が追加点を入れて突き放した。勝又と交代したFW山腰泰博が今期初ゴールをねらうがうこれは入らず、星と交代したMF北井祐季のシュートのこぼれ球を山腰がキーパーをかわしてゴール(写真、撮影 : 山本真人)、交代選手の活躍もあり、5-1で完勝した。

試合後、相馬監督は「連敗した後のホームゲームを勝ててほっとしている。立ち上がりの木島の得点が大きかった。ただ、(無失点のまま)終わるべきところを、後半に失点したのは今後の課題、修正点だ。その後、星、山腰の追加点で終われたことは良かった。連敗を止めたことがすべて」。次節の首位ガイナーレ鳥取戦に向けては「目の前の一戦一戦を戦っていくのみ。自信を持って自分たちのプレーができるようにしたい」と表情を引き締めていた。