川崎市多摩区の健康の森で「ひなた山ぼっこ祭り」:子どもなど300人が冬の里山でゲームや歌など楽しむ

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川崎市多摩区枡形の市民健康の森「日向山」(東生田緑地)で1月17日、「ぼっこ祭り」が催され、東生田小学校5年生の児童や阿部孝夫市長など約300人が参加、里山の自然の中でネイチャーゲームなどを楽しんでいた。

写真=太鼓を演奏する小学生

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この祭りは里間の森に取り組んできた「日向山うるわし会」(田中清代表)が、多摩丘陵の自然の中をのびのびと味わってもらおうと開いているもので、ことしで7回目。この日は連日の厳しい寒さがやわらぎ、祭りには例年にない絶好のコンディション。
会場では、葉を落とした雑木林の中で子どもたちの絵や会員の写真を飾って「天井のない展覧会」を催したほか、竹細工、竹馬、木の実細工などを会員が子どもたちに手ほどきをした。青空音楽会では、会員が作った「日向山音頭」や地元に伝わる古民謡「五反田節」(写真左)が披露されたほか、小学生時代に祭りに参加した大学生や東生田小児童の歌、太鼓の演奏などが行われた。とん汁や焼きいもも参加者に振る舞われ、参加者たちはおだやかな冬の里山の風情を心ゆくまで味わっていた。