多摩川流域の郷土芸能フェスティバル:6日午後1時から多摩市民館で

川崎市多摩区登戸の多摩区総合庁舎で12月6日午後1時から「多摩川流域芸能フェスティバル(同フェスティバル実行委員会主催)」が開かれる。10回目のことしは川崎市で初めて開催、6カ所の自治体が参加し、各地で受け継がれてきた神楽や獅子舞、太鼓、囃子などの民俗芸能を披露する。

このフェステイバルは、多摩川源流の山梨県小菅村から中流域の狛江市など複数の自治体が「多摩川を通して交流しよう」と毎年開く催しのひとつ。
市民館大ホールで演じられるのは、栃久保根元神社の獅子舞(根元神社獅子舞保存会・東京都奥多摩町)、おはやし(岩戸はやし保存会・東京都狛江市)、小永田神代神楽(小永田神代神楽保存会・山梨県小菅村)、和太鼓(武蔵国府太鼓翔駒会・東京都府中市)、ささら獅子舞(丹波山村文化財保存会・山梨県丹波山村)、多摩川音頭(多摩区文化協会・神奈川県川崎市多摩区)の順。
フェスティバル終了後、旅館宿泊券や参加した自治体の特産品が当たる抽選会も開かれる。また、会場の多摩区総合庁舎1階アトリウムには、地元の多摩川音頭について31番までの全部の歌詞と解説、音頭にゆかりの名所や特産品の写真で紹介した幅5m、高さ1.2mのパネルも展示されている。
入場は無料。問い合わせは電話090(4758)6491多摩川流域郷土芸能フェスティバル実行委員会事務局。