川崎市多摩区役所で3日に防災フェア:多摩川水害写真展や救助犬実演など

いつ起こるか分からない災害に備えて暮らしの安全を考え、イザという時に防災機器を使いこなすノウハウなどを学んでもらおうと川崎市多摩区登戸の多摩区総合庁舎で12月3日に「多摩区防災フェア」(多摩区自主防災組織連絡協議会主催)が開かれる。

会場の1階アトリウムと多摩市民館3階体育室・大会議室には、防災便利グッズや災害トイレ、災害パネルなどの展示、アルファ米や最新の災害備蓄保存食の試食、さまざまな体験コーナーなどのほか、大地震が起きたときの行動マニュアルDVDの上映する。また、防災便利グッズも配布する。
午前11時と午後1時30分には、岩手・宮城沖地震、インドネシア・スマトラ島沖地震で活躍した災害救助犬が「出動」、実演を行う。
1階アトリウムでは、1974年に多摩川対岸の狛江市で家屋19棟が流出した多摩川水害など、災害の恐ろしさを伝える写真パネル展が12月9日まで催される。
参加は無料。
問い合わせは電話044-935-3135多摩区役所地域振興課。