川崎市多摩区の生田緑地で11月14日に多摩区民祭

081018tamakuminsai01
多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が11月14日午前10時から午後3時まで、川崎市多摩区枡形の生田緑地で開かれる。木々が色づき始めた緑地で、 こっとう市、青空寄席をはじめ区内の公共機関や市民団体、大学などが展示やパフォーマンス、手作り品や食品などを販売するほか、川崎市民を対象に日本民家 園、青少年科学館が無料で、 岡本太郎美術館は割引料金(100円)で開放する。

写真=昨年の区民祭(噴水前の特設ステージで落語を演じる多摩区観光大使の桂米多朗さん)

多摩区民祭は、1977年に同区登戸の多摩区役所周辺で初めて催され、ことしで32回目。2004年から生田緑地に会場を移し、緑の中で市民が交流するという他の区とはひと味違った区民の祭りとして親しまれている。例年10月開催だが、ことしは川崎市長選挙が行われたため開催日が11月となった。
祭の主な内容は次の通り。
噴水広場の特設ステージで午前10時の開会式典に続いてジャズダンス、コーラス、和太鼓演奏、エイサー、フラメンコ、フラダンス、よさこいソーラン、ヒップホップダンス、大学生のテコンドー演武などが午後3時まで披露される。11時55分からは青空寄席と銘打って区内在住で多摩区観光大使の落語家桂米多朗さんがご機嫌をうかがう。
会場では、一般、官公庁の合計111団体による展示やフリーマーケット、ゲーム、バザー、白バイ乗車体験、食べ物などの販売を行う。多摩区の友好都市・静岡県藤枝市(元岡部町)と千葉県南房総市(元千倉町)、山形県長井市、多摩川を挟んだ狛江市などが特産品を販売する。
岡本太郎美術館階段下の広場では区内にある専修、明治、日本女子の3大学の専用舞台を設け、学生のパフォーマンスショーなどがくり広げられる。
開会式に先立って、午前9時20分から専修大学の吹奏楽の行進、多摩川音頭の踊りの流しのパレードが行われ祭りムードを盛り上げる。
岡本美術館の母の塔前では正午から午後2時まで抽選会を行う。
日本民家園内では好評の骨董(こっとう)市が開かれるほか、青少年科学館ではプラネタリウム・メガスターIIによる特別投影、岡本太郎美術館では企画展「対照 佐内正史の写真」が公開される。
問い合わせは電話044(935)3133多摩区地域振興課 同祭実行委員会。
交通=小田急線向ケ丘遊園駅から徒歩15分、または、向ケ丘遊園駅からバス専修大学行き終点下車、徒歩約5分。