川崎市多摩区で農をテーマに9月12日にシンポジウム

川崎市多摩区の市民団体「多摩川崖線緑地保全ネットワーク(略称・たまよこネット)」(中島光雄代表)が、9月12日午後6時30分から多摩市民館第1会議室でシンポジウム「川崎の”農”を知ろう」を開催する。

たまよこネットは、市北部に残った緑地を守るため2007年1月に多摩区で自然保護・里山保全などの活動をしている12団体で設立。今回のシンポは、緑地の中で大きな割合を占める農地に焦点を当て、川崎の農業の現状と命の源である「食」も含め地域の中で営まれる「農」について基調講演とパネルディスカッションなどで学ぶ。
シンポの前半は、かわさき「農」の新生プラン推進会議委員長を務めた竹本持明治大学農学部教授の基調講演「かわさき“農”の新生プランの目指すもの」。後半は、竹本さんのコーディネートで多摩区で農業を営む松澤広安さん、区内で生産した野菜を売るミミズハウスの武元昌伸さん、明治大学農学部3年の川村悠樹さんがそれぞれの体験事例を話し、地産地消や農地を守る取り組みなどについて考える。
参加は自由で定員は45人。資料代は300円。申し込み・問い合わせは電話044(922)4917特定非営利活動法人ぐらす・かわさき気付 たまよこネット。