川崎市高津区のてくのかわさきで8月4日にチャリティカット

発展途上国の子どもたちが教育を受けられる環境を整えようと、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC(プリック)」が8月4日午前10時から午後7時まで高津区溝口の生活文化会館てくのかわさき「チャリティーカッ&ネイル&眉カット」を開催、利用客と美容師のボランティアを募集している。

チャリティカットは、同館ホールにビニールシートを敷き会議用の机に卓上鏡を置くだけの臨時美容室を設営、美容師がボランティアでカットとマユ手入れ行う。カットが1000円以上、マユ手入れが500円以上の寄付と破格料金のため、この日を楽しみにしている常連客も多い。例年美容室の定休日にあたる火曜日に開催、道具持参で都合のつく時間だけのボランティアも受け入れているため、市外から参加する美容師もおり、今回13回目を数える。
同会は、美容師の技術を提供して社会貢献をと、毎年テーマを決めチャリティーカットを実施、収益を社会福祉団体などに寄付していたが、多摩区で美容室を営み新潟県中越地震の被災地で美容ボランティアを行った菅原司郎さんらの提案で、2006年からは発展途上国のひとつカンボジアに小学校を作る基金に切り替えた。売上金は「社団法人新ティ国際ボランティアの会」に全額寄付、年内には念願の第一校目の小学校の建設を予定しいる。
ボランティアの協力時間の受け入れは、午前10時〜午後1時、午後1時〜4時、午後4時〜7時で、ハサミ類など自分の道具の持参を呼びかけている。参加の連絡は電話080-5539-8426菅原さん、または090-1826-0271八木さん。