東京ドームで7月25日、アメリカンフットボールの「ノートルダム・ジャパン・ボウル2009」が催され、日本代表とアメリカ・ノートルダム大学OBが対戦、日本は3対19で完敗した。
写真=第2Q、ノートルダム「レジェンズ」の逆転タッチダウン、日本のQB高田鉄男(#8)のパスを阻むレジェンズ、レジェンズ2本目のタッチダウン
この試合は、アメリカンフットボール日本上陸75周年の記念事業で、社団法人 日本アメリカンフットボール協会が主催。上陸100周年に向け「ファイナル・クォーター・プロジェクト」を立ち上げ、日本でアメリカンフットボールをさらに普及させ国際化することを目的に、アメリカの名門クラブのひとつ「ノートルダム大学」のOBチーム「レジェンズ」を招聘して催された。
同協会の資料によると、日本におけるアメリカンフットボールは、1934年に立教大学のポール・ラッシュ博士のもとに、立教大、明治大、早稲田大の3大学にチームが退場したのが始まり。その後、東京で2大学、関西で1大学が創部、1936年には全日本選抜が実現し、船でアメリカ本土に渡り、南カリフォルニア、ハワイで現地の港口と対戦した記録も残る。
試合は、日本が第1クォーターで青木大介(#9、専修大学)がフィールドゴールで先制。レジェンズは第2クォーターでフィールドゴールで同点になり、タッチダウンで逆転。NFL出身者を数多く擁するレジェンズが後半も日本の攻撃の連携不足につけ込みセーフティやタッチダウンを奪い、日本代表を退け、点差以上の力を見せつけた。