調布市文化会館たづくり展示室で中川平一風景画展

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京王線調布駅南口近くの調布市文化会館たづくり1階展示室で、市内の懐かしい民家や町角の風景を描いた「中川平一風景画展 調布を描いて45年」(調布市文化・コミュニティ振興財団主催)が6月27日から始まった。会期は8月2日までで、期間中に後援会や絵画教室の関連イベントも催される。

画像(調布市文化・コミュニティ財団提供)=(上から)鬼太郎茶屋(2004年)、調布駅踏切東(2007年)、深大寺の民家(1983年)、飛行場のイチョウ(2007年)

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1939年生まれの中川さんは、1945年に都内から調布に転居、調布第一小学校、調布中学、神代高校を経て東京学芸大学美術家を卒業。市立染地小学校を振り出しに第三小学校、深大寺小学校などに赴任、美術教師をしていた。その間、街の風景を現場で描き続け、画廊で個展を開いたり、タウン誌に作品を発表。
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2004年にたづくりで「調布を描いて40年」を開催、ふだん見過ごしている街の風景に光をあてた作品は大きな反響を呼んだ。今回の作品は、それに継ぐ内容で、、京王線調布駅の地下化で刻々と変化を遂げる駅周辺や旧甲州街道、品川道など市内の現在の街並み、過ぎし日の面影、豊かな自然などの水彩、ペン水彩画新旧作品約100点を展示している。入場は無料。会期中の毎週土・日曜日の午後1時30分〜4時には中川さんが会場に在室する。
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関連イベントとして7月20日(A)と26日(B)の午前10時〜12時にたづくり10階の学習室でペン水彩画教室が開かれる。定員は各日25人で、参加費は600円(教材費、当日払い)。申し込みは、往復葉書の往信面に希望日(AまたはB)、郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号を返信面に住所、氏名を記入し、〒182-0026
調布市小島町2-33-1(財)調布市文化・コミュニティ振興財団「中川展淡彩画教室」係へ7月11日(必着)までに送付する。応募は1人1通で、多数の場合は調布市民(在住・在学・在勤者)を優先に抽選。
また26日午後2時〜4時にたづくり8階の映像シアターで講演会が催される。定員は当日先着100人。入場は無料。
問い合わせは電話042(441)6150調布市文化・コミュニティ振興財団事業課。