川崎市市民ミュージアムで星野富弘展 : 詩画100点のほか愛用の画材など展示

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川崎市市民ミュージアムの企画展示室でハンディを持つ画家星野富弘さんの詩画展「星野富弘展 一江田の華とはいえ」が開かれ、人気を呼んでいる。

画像(川崎市市民ミュージアム提供)=展示中の星野さんの作品、ばら(上)、あざみ(下)

星野さんは、教師時代の1970年に中学のクラブ活動の指導中に事故で脊髄を損傷、手足の自由を失ったが、闘病中に、口に筆を加えて文字や絵描き、各地で個展を開くほか、エッセイストとしても活動。描かれる絵には、星野さんの信条を語る言葉が添えられており、自然の姿をありのままに描写された花の絵は、命のたくましさと美しさを伝え、そこに添えられた言葉の一つ一つは、に生きることの素晴らしさと勇気を与えてくれると高い評価を得ている。
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同展は、展示には星野富弘さんの詩画作品100点に加え、愛用の画材、写真、映像を交えて現在に至るまでの苦悩と創作の軌跡をたどる内容になっている。
また、ミュージアムショップや逍遙空間で多くのグッズも販売しており、ファンの女性客の評判も高い。
会期は6月28日までで、時間は午前9時30分〜午後5時(入館時間は午後6時30分)。26日〜28日は、午後7時まで夜間延長する(入館午後6時30分)。
入場は、一般、500円、学生・65歳以上300円、中学生以下無料
問い合わせは電話044(754)4500川崎市市民ミュージアム。