川崎市アートセンターで音楽映画特集 : 麻生音楽祭にちなみ関連イベントとして企画

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川崎市アートセンターのアルテリオ・シネマで5月30日から7月24日まで音楽を題材にした映画を上映する「ビバ♪音楽映画特集」を企画、音楽映画やオペラ舞台のスクリーン上映、サロンコンサートが開かれる。

写真(川崎市アートセンター提供)=マリア・カラスの真実
(c)SWAN Productions – ARTE France – ERT – NSNM/2007

特集は、麻生区が提唱する芸術のまちの浸透をはかろうと、同センターが昨年に続き麻生市民館で6月14日から7月26日まで行われる「麻生音楽祭」(記事はこちら>)にちなんで催す同音楽祭の関連イベント。
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2回目のことしは、劇映画・ドキュメンタリー映画を6本上映するほか、6月20日から26日までイギリスのロイヤル・オペラ・ハウスで上演された歌劇「カルメン」(写真左、川崎市アートセンター提供、ロイヤル・オペラ・ハウス歌劇「カルメン」"Carmen" Photo by Catherine Ashmore(c)Royal Opera House 2007 Provided by Digiscreen)(出演 : ノラ・アンセレム、ヨーナス・カウフマン、アンナ・カテリーナ・アントナッチ、ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団)の舞台映像を高画質デジタル映像で上映する。入場は、前売り(2000円、アートセンターに直接またはメールeizo@kawasaki-ac.jpで予約)一般2800円、大学・専門生・高校生2500円、シニア・障害者とその付添人・会員2000円、中学生以下1000円。
このほか、7月12日午後12時30分からアートセンター3階で、ソプラノ歌手中嶋美穂さん、チェリストの丸山朋文さんらを招き映画の主題歌などを演奏する「魅惑のシネマ・サロンコンサート」(入場無料)を催す。
映画音楽の上映映画と日程は
○『兼子』(2003年、日本、80分)=5月30日〜6月5日、87歳まで現役のアルト歌手として活躍した柳兼子の軌跡を証言などで綴ったドキュメンタリー映画
○『ラ・ボエーム』(2008年、ドイツ/オーストリア、114分)=6月6日〜19日、プッチーニ生誕150周年を記念して映画化されたボヘミアンたちの愛の物語
○『ハード・デイズ・ナイト(邦題・ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!)』(1964年、イギリス、87分)=6月27日〜7月10日、人気絶頂時のビートルズの楽屋姿を描いたビートルズスクリーンデビュー作
○『マリア・カラスの真実』(2007年、フランス、98分)=6月13日〜7月3日(6月27日にトーク)、マリア・カラスの舞台映像と生の声などで足跡をたどるドキュメンタリー映画
○『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年、アメリカ、1174分)=7月11日〜24日、「ドレミの歌」で知られるミュージカル
○『白百合クラブ 東京へ行く』(2003年日本、90分)=7月11日〜24日、1946年に石垣島白保の若者で結成、今も演奏を続ける楽団「白百合クラブ」の姿を描いたドキュメンタリー映画
入場は、『マリア・カラスの真実』『ラ・ボエーム』が一般1500円、大学・
専門学校生1200円、シニア・障害者とその付添人1000円、高校生以下800円。その他の映画は一般800円、大学・専門生・シニア・障害者とその付添人700円、高校生以下500円。上映は、作品毎に入れ替え制で上映時間などの問い合わせは電話044(955)0107川崎市アートセンターアルテリオ・シネマ、または同センターのHP(こちら>