川崎市多摩区の生田緑地で6月13日から7月5日まで「ホタルの国」 : 市民団体が観賞会を実施

川崎市多摩区枡形の生田緑地でことしも6月13日から7月5日まで期間限定で夜間開放を行う「生田緑地ホタルの国」を実施、期間中に市民団体がホタル鑑賞会を催す。

「生田緑地ホタルの国」は、同緑地を管理している川崎市環境局の北部公園事務所と同地をフィールドに植物や昆虫などの調査と保護活動を行っている特定非営利活動法人かわさき自然調査団が、川崎市青少年科学館の協力でゲンジボタルが飛ぶ時期に、生田緑地の一部を夜間開放する。ホタルの生息を守るため、ホタルの捕獲や懐中電灯など光を発光するもの、喫煙、ペット連れ、写真撮影などは禁止している。
ホタルの国を主催する特定非営利活動法人かわさき自然調査団では、6月14日と21日の午後5時30分から午後6時30分までホタル鑑賞会を催す。当日は、青少年科学館に集合、生田緑地の谷戸の自然とゲンジボタル、またホタル観賞の際のルールについて説明し、現地に案内、ホタルの国に到着後解散し各自で自由に鑑賞する。参加費は無料で、予約の必要はない。定員は先着236人。問い合わせは電話090-2171-7214特定非営利活動法人かわさき自然調査団水田ビオトープ班。詳しくは同会のホームページ(こちら>
また、初日の13日には、麻生区の市民団体「新百合のホトケドジョウを愛する会」が、鑑賞会を実施する。内容は、向ヶ丘遊園駅南口(生田緑地側)改札前に午後7時集合、専修大学側(北部公園事務所側)から入って鑑賞する。夜間歩行のため、懐中電灯、雨具の用意を呼びかけている。雨天などで実施できない場合は、20日に延期する。実施の有無などの問い合わせは、午後6時ころまでに同会事務局 電話044(989)5425筒井さんへ。