川崎市多摩区西生田の日本女子大学で6月13日午後1時30分から俳優の篠井英介さんを招いて「女方として生きる」と題した講演会が開かれ、参加者を募集している。
講演会は、同大を母体とする研究団体の「文化学会」が主催するもの。会場は西生田キャンパスB棟10番教室。
篠井さんは、日本大学芸術学部演劇学科卒業後、加納幸和事務所(現:花組芝居)に参加、1990年退団。第29回ゴールデンアロー賞演劇新人賞受賞。宗家藤間流名取として
舞台・映画・テレビ等に多数出演。「欲望という名の電車」の主人公ブランチ、「ハムレット」のガートルード(ハムレットの母親)、「サド侯爵夫人」の主役サド侯爵夫人ルネなど、現代劇の「女方」として活躍する俳優。講演では、代表的な出演作品や登場人物の話も交えて男性としてあえて女性を演じるということの意味を語る。
参加は無料で、事前申し込みはない。主催者側では、駐車所が少ないため車での来場は遠慮してと呼びかけている。
問い合わせは、電話044(952)6910日本女子大学文化学科中央研究室。