FC東京、川崎のサポーターが手を携えチラシ配り : サポーター版クラシコ大会を呼びかけ

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FC東京と川崎の試合が行われた5月24日、狛江駅北口のバスロータリーで両チームのレプリカユニフォームを身につけたサポター有志が手を携え、サポーター版「多摩川クラシコ」—綱引き大会の再現を呼びかけるチラシを配った。

配布したのは、FC東京サポーターの徳永健さん、津田道典さん、大出有志さんと川崎サポの佐藤雄紀さんの4人。配ったのは徳永さんと津田さんが所属する「FC東京を応援する狛江人の会」が制作した「狛江青赤通人」と題するA4判のミニ新聞。誌面には2001年3月、拡幅に伴い開通した川崎市と東京をつなぐ新しい多摩水道橋の完成記念イベント「橋・わたし・夢フェスタ」で行われた両チームサポーターの綱引き大会や両チームの選手がサッカー雑誌の誌上対談に利用した狛江のスポーツカフェの紹介などを掲載している。徳永さんは、約10年前からスポーツを通して地元を応援しようとHP「FC東京を応援する狛江人の会」を運営、市内でFC東京のポスターなどを掲示するお店の協力を呼びかけ、味の素スタジアムで行われるホームゲーム時には、津田さんとスタジアムへのシャトルバスが発着する狛江駅北口で狛江をPRする手作りのチラシを配布するなど、地域とサポーターを結ぶ地道な活動を行っている。
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徳永さんは、1勝1敗で終わった綱引き大会で両チームのサポーターが盛り上がり楽しく交流した思い出が忘れられず、ぜひ再現したいと自身のHPで呼びかけたところ、大出さん、佐藤さんがメールで協力を申し出て、この日に初めて対面。意気投合して、午前11時30分から約2時間、チラシ配りを行った。試合前はあいにくの雨だったが、臨時バスを待つ多くのサポーターは、配られたチラシをにこやかに受け取っていた。
徳永さんは、「両チームのユニフォーム姿のせいか、いつもより好意的にチラシを受け取り熱心に読んでくれた。きょうのように両チームのサポーターが手をつなぎ、地域の商店街などの協力を得てサポーターのクラシコ・綱引き大会を実現したい」と夢をふくらませている。サポータークラシコについての問い合わせはこちら>