川崎市高津区で5月31日、現在の川崎市高津区役所から古代の市役所にあたる橘樹郡衙(たちばなぐんが)までの区内の遺跡などの見どころをたどる「高津区の緑を古人(いにしえびと)のロマンをたどるロングウィーク」が開催される。
このウォークは、同区と同区まちづくり協議会が、緑と史蹟の多い高津区の魅力を多くの区民に再発見してもらおうと企画。郡衙は、古代国家が形成された7,8世紀の郡役所で、武蔵野国橘樹郡は現在の川崎市の市域とほぼ一致する。
コースは全長約10km。高津区役所を午前9時に出発、薬医門公園〜久本横穴古墳〜江戸見桜・ターザンの木〜増福寺〜明鏡寺〜杉山神社〜新作小学校〜市民プラザ(昼食休憩)〜西福寺古墳〜たちばなの散歩道〜高津市民健康の森〜影向寺〜橘樹郡衙跡〜富士見台古墳〜橘神社〜子母口貝塚を経て子母口バス停前で午後3時30分ごろに解散する。
参加は、区民でなくても可能で途中から途中まででも可。事前申し込みは不要で、参加費はなし。
問い合わせは☎044-861-3133高津区役所地域振興課。