U-19日米学生アメフットに出場する選手らが川崎市を訪問 : 対戦の抱負など語る

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川崎市の川崎球場で3月21日午後2時から行われる 「アメリカンフットボールU-19グローバルチャレンジボウル2009川崎大会」(日本アメリカンフットボール協会主催、川崎市後援)に出場する日本とアメリカの監督と選手ら9人が、18日に川崎市役所を訪れ、阿部孝夫市長に対戦の抱負などを語った。

この大会は、19歳以下の選手によるアメリカンフットボールの日米決戦で、2008年3月に初めて開催され、日本チームがアメフットの本場アメリカのチームを24対14で降した。
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訪問したのは、アメリカ代表チームの主管パトリックス・スティンバージさん、ヘッドコーチのジェフ・スクランさん、キャプテンのスティットソン・シアラー(♯34、バーリントン・エディソン高校)、トラビス・フリーマン(♯53、グリーブランド・グリーンヴィル高校)、アメフット本場のアメリカでも数少ない女性選手マイリー・ラボー(♯1、サンタ・リタ高校)の3選手。日本チームは山嵜隆夫監督、昨年も出場したキャプテンの松岡正樹選手(♯5、関西学院大学)、川崎市出身の冨田翔太選手(♯98、日本大学)、このほか大会ジェネラルマネージャーの山田晋三さんの9人。
市長公室でまず山田さんが「昨年負けたアメリカは、雪辱を果たすため強い選手を連れてきたと聞いている。ゲームなので試合では両チームとも勝ちにこだわるのは当然だが、日米の若者がぶつかり合って触れあい、大会で何かを吸収してくれればいい」と大会の意義を話し、両チームの監督と選手を紹介した。
阿部孝夫市長は「アメリカの皆さんが昨年に続いき再び川崎に来てくれてうれしい。ことしもまた、チームで培った力と若々しいプレーを川崎市民に見せてもらい感動させてほしい」とあいさつ。松岡キャプテンは「誇りと自覚をもって勝負に望み、与えられたチャンスで交流を深めたい」、冨田選手は「去年は見ている立場だった。日本らしいフットビールをして勝ちたい」、アメリカの選手らは「昨年は負けたので、ことしはぜひ勝ちたい」「代表に選ばれて光栄に思い、いいプレーでアピールしたい」などと大会に臨む気持ちを話した。
その後、阿部市長が川崎のみやげとしてガラスのメダルを各選手に手渡し、両チームのキャプテンが握手して試合の健闘を誓い合った。
大会は、試合だけなく日米の交流にも力点を置いているのが特徴。アメリカの選手たちは日本の家庭にホームステイするとともに、川崎市立橘高校で茶道などを体験しながら交流し友好を深める。