川崎市麻生区の麻生不動でだるま市:6万人の人出でにぎわう

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川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、恒例のだるま市が開かれ、約6万(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。周辺の参道はだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、ピーク時にはラッシュアワー並の混雑で、終日にぎやかな売り声が響いていた。

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朝から厚い雲が太陽を覆う寒さのため参拝客の出足は遅めだったが、境内は午前11時過ぎにはだるまやお札を求める人でぎっしり。だるまを売る大きな声で活気にあふれていた。地元下麻生に住む人たちなどで構成するダルマ屋「王鶴(おうかく)組合」によると、ことしは景気の後退による影響でダルマの売れ残りが心配され仕入れを少なめにしている店が多かったが、予想に反してまずまずの売れ行きににっこり、なかには景気回復を願って大きめのダルマを求める人もおりにっこり、なじみ客に酒をふるまっていた。
普段は閉じられている静かな本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われていた。