川崎市多摩区西生田の日本女子大学西生田校舎で、12月6日に大学と地域の連携などをテーマに講演会とコーラスコンサートなど開かれる。講演会前にはキャンパス内の見ごろとなった紅葉狩りも行われる。
写真(日本女子大学人間社会学部情報教育研究室提供)=日本女子大学西生田キャンパスのアプローチ、西生田鳴瀬講堂
丘陵部に広い敷地を持つ西生田校キャンパスは、同校のシンボルのサクラとカエデがに大学校舎までのアプローチに交互に植えられており、知られざる花の名所のひとつ。今回のイベントは、地域との交流や大学の公開を目指す日本女子大学人間社会学部と同大学の学生や教職員も参加する「読売ランド前駅周辺まちづくりプロジェクト」が、紅葉の見ごろに合わせて開催するもので、大学内で市民を対象に「紅葉狩り」が行われるのは初めて。
当日は、午後1時15分に正門前に集合、職員の案内でキャンパス内の自然や紅葉を見学し、午後2時から4時30分まで東門近くに建つ同大生涯学習センターホールで講演会が開かれる。
講演会の内容は、講演、交流フリートーク、コーラス演奏の3部構成。講演は、黒岩亮子日本女子大学助教の「いま、地域に期待されていること 〜誰もが安心して暮らせるまちづくり〜」と地元に住む声楽・指揮者の佐藤玲子さんをゲストに招き、「地域文化活動(合唱指導30数年)とまちづくり」の2本立て。
その後、読売ランド前駅周辺まちづくりプロジェクト事務局スタッフの司会で「読売ランド駅周辺への期待」などを話題にフリートークで交流する。このほかゲストの佐藤さんの指揮、駅前で定期的にコンサートを開いている出口美樹子さんのピアノ伴奏で地域のコーラスグループが自慢の歌声を披露する。
入場は無料で、講演会だけの参加も可能。紅葉狩りは雨天でも決行予定。
問い合わせ・申し込みは、日本女子大学人間社会学部情報教育研究室 電話・FAX044-952-6792久東さん、山内さん。アクセスなどの詳細はHP(こちら>)で。