多摩区総合庁舎で7回目の出張ミュージアム:多摩区にちなんだ土器や絵図などを展示

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川崎市市民ミュージアムが開館20年を記念し、同館で所蔵する文化財の一部を各区で展示する「出張ミュージアム! 川崎ぐるっと博物館」の最後となる多摩区会場が11月29日から多摩区綜合庁舎2階の多摩市民館ギャラリーで始まる。展示は12月7日までで、30日には記念講演も開かれる。

写真(市民ミュージアム提供)=会場の展示品

会場では、原始古代から昭和までの歴史と文化をコーナーに分けて資料を展示。
展示するのは、市内で唯一出土した縄文時代の木製品の「編籠」のほか、東名高速道路の事前調査が行われた下原遺跡から出土した縄文晩期の台付き鉢、ベンガラで赤く塗られた弥生時代の碗、古墳時代の装身具、寺尾台から出土した奈良時代の軒瓦などの考古資料。江戸時代の多摩川流域の生活を伝える二カ領用水の大丸用水の絵図、古文書などのほか、明治時代に使われた馬に曳かせて田を耕したスキ、梨のラベルやカゴ、アユ漁の道具、明治初期の行われた製氷などの資料。このほか、区内から寄贈された生活道具なども展示する。会場では、解説シートも配布する。
記念講演会は30日午後2時から同館第一会議室で催され、元小学校校長で郷土史研究家の佐保田五郎さんが「伝えたい多摩区の文化財—菅の獅子舞を中心に」をテーマに話す。定員は先着45人。
展示は9日までの午前9時30分から午後5時までで、最終日は午後4時まで。
問い合わせは電話044(754)4500川崎市市民ミュージアム。