川崎市宮前区の本遠寺でシャンソンコンサート:越路吹雪のゆかりの場所

地域にゆかりのあるシャンソンの女王・越路吹雪をしのぶコンサートをと、川崎市宮前区初山地区の市民団体などが11月8日、同区初山の本遠寺で「越路吹雪と大人の音楽を楽しむ会」を催す。

「越路吹雪の愛したシャンソンを楽しむ会実行委員会」が主催、日蓮宗初香山・本遠寺は越路吹雪が永眠する本遠寺、初山自治会、平瀬川流域まちづくり協議会、飛森谷戸の自然を守る会の3団体が後援する。コンサートは昨年、平瀬川などで活動する3団体が越路吹雪の没後27年にちなんで、音楽でコミュニティを育てるようとはじめて開催、好評を呼んだことからことしも催すことになった。
出演するのは、ソプラノ歌唱・桜井純恵さんとキーボード奏者・樺山潤一郎さんの2人。桜井さんは、高津区で「みんなでコンサート」の実行委員長をしており、拉致問題の象徴・横田めぐみさんをテーマにした「母恋し」を歌うほか「かわさきFM」の公式テーマソングのヴォーカルを担当するなど、地域で音楽活躍をする「かわさきの歌姫」。伴奏のキーボード奏者は樺山潤一郎さんは、オリコンのサウンドデザイナーとして携帯&Webコンテンツを手がける電子音楽の世界で活躍しており、桜井さんと名コンビで各地で演奏活動に携わる。
当日の演奏予定曲は、越路さんの代表曲のシャンソン「愛の讃歌」「誰もいない海」「サン・トワ・マミー」のほか、ポピュラーの「アメイジング・グレイス」「千の風になって」、沖縄民謡の「母恋し」など。
コンサートは、おとなの歌をあじわってもらおうとドリンクつまみ付きで、参加費は、2000円。定員は先着80人。
問い合わせ・申し込みは電話/FAX044(977)6581同実行委員会事務局 高木さん。