川崎市麻生区で稲刈り:親子など約200人が実りの秋楽しむ

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川崎市麻生区古沢の田んぼで10月4日、親子約200人が参加して稲刈りが行われ、参加した親子は慣れない手つきでカマを握りながら黄金色に実った稲を刈り取り、実りの秋を満喫していた。

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麻生区では、子ども会、青少年指導委員、体育指導委員などで実行委員会をつくり、地元農家の協力で米作りを通じて都市農業の大切さを知り、親子のきずなを深めてもらおうと「親子体験農業」を毎年催している。
参加した約150人の親子は、イネの刈り方や稲の束ね方を教わった後、午前9時半ごろから稲刈りを行った。初めての子も多かったが、秋空の下で汗を浮かべながら一列になって次々と刈り取り、「6月の田植えの時は細くて短かったのに、こんなに大きくなるなんてすごい」「すごく楽しい」などと喜んでいた。
この日収穫された稲はモチ米で約500kgで、出来は夏の初めの厳しい暑さが影響して「やや良」という。稲は11月初めに脱穀し、その後、収穫祭を行う予定にしている。