川崎市内で作られたナシとブドウの品評会が、9月5日に多摩区菅仙谷の川崎市農業技術支援センター(旧フルーツパーク)で開かれる。出品された果実は午後に即売される。
長十郎ナシの発祥地の川崎市は、地場産のナシを「多摩川ナシ」と名付け「かわさき農産物ブランド」に登録、栽培技術の向上などを目指し、毎年この時期に品評会を開いている。
午前10時からの審査には、豊水、菊水などのナシ約150点、巨峰、藤稔などのブドウ約20点が出品される予定で、当日は、神奈川県農業技術センター横浜川崎地区事務所長など7人が、色、形、重さ、糖度などを審査して優秀作を決める。出品されたナシ、ブドウは当日午後1時30分から一般公開され、2時30分
から即売される。即売は農家のえりすぐりのものだけに毎年人気が高く、またたく間に売り切れる。
問い合わせは電話044(945)0153市経済労働局農業技術支援センター。