矢野裕氏は当選後、選挙事務所で報道陣と記者会見した。
矢野氏との一問一答は次の通り。
●いまの気持ちは
「たいへんな激戦を勝ち抜くことができてホッとしています。支持者と多くの市民にこれまでの実績と、提起したこれからのビジョンに理解がいただけたと思う。開かれた市政を継続・発展させ、暮らし優先の政治を続け、市民との協働のまちづくりを進めるという、この3つの柱を訴えてきた。それを誠実に実行して、よりよい狛江のまちづくりに全力を尽くしたい」
●多選批判については
「多選批判というのは、議会とか政党が決めるものではなく、市民が決めるものだと思う。多選が悪ければそれを市民が決めればいいし、1期でも悪ければその時点で決着をつければいい。その意味では4期目の今度の選挙で、多選批判への決着を市民につけていただいた。これからもがんばれという意思を示してもらったと思う」
●3600票もの差がついたことをどう思うか
「選挙は1人でやるものではないので、陣営が一丸となってしっかりと役割を果たしたということだ。それに3期12年間に取り組んできたことを市民に理解していただいた。これからのまちづくりの方向について賛同をいただいたということで、こうした数字が出たのだと思う」
●4期目の抱負は
「(選挙にあたって)3つのビジョン、4つのゼロという製作を出した。それを市民と一緒になって実現していく課題だと思っているので、約束したことを誠実に果たして、1票を投じてくれた方だけでなく、すべての市民に納得のいくような市政をやっていきたい」
写真は報道陣の質問に答える矢野裕氏