川崎市高津市民館で高津の里山写真展:区民40人が撮影した108点の作品を展示

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身近な自然の大切さを再発見してと川崎市高津区の市民40人が撮影した区内の林や農地など「高津の里山写真展」が3月7日から高津市民館ギャラリーで始まった。

写真(上から)=写真の説明をする代表の伊中さん、里山の豊かな自然を写した展示作品の一部

会場では、末長富士見台にある「ターザンの木」と呼ばれる巨木、川崎市「まちの樹50選」に選ばれた末長の通称「江戸見桜(オオシマザクラ)」や杉山神社の神木の大きなシイノキ、末長熊野森緑地、久本薬医門公園、高津区健康の森、市民プラザの紅葉、緑ヶ丘霊園のサクラ並木、新作や千年の野菜が見える農地など身近な風景写真108点をA4サイズと六ツ切カラーに引き延ばして展示。末長、久本、久地、久末、神庭、市民プラザ、緑ヶ丘霊園、二子、諏訪、春日台公園、梶ヶ谷、千年、下作延、上作延、新作の15カ所のエリアに分けて飾っている。
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同写真展は、高津市民館が市民自主企画事業として区内の自然保護団体「川崎多摩丘陵の里山を守る会(略称・里山を守る会)」(伊中悦子代表)と共催して初めて開催した。写真展の前に、高津区役所近くで写真店を経営する山本秀男さんを講師に、9月15日に同区久末の薬井門公園や久本山で撮影会を開いたほか、10月には高津市民館で緑地保全の視点から里山活動の楽しみ方などを学んだ。
講座を受けた人を中心に12月10日まで写真を公募。20数人からと同会会員から作品が寄せられた。同会の運営委員4人と写真講師の山本が審査し、里山賞に本間雅道さんがターザンの木を撮影した「大空に両手をあげて(撮影場所、ターザンの木)」ほか3点、作品賞に大江真利さんの「里山の有る風景(熊野森緑地)」ほか3点が選ばれた。このほか、見学者が投票で選ぶ「ドングリ賞」の投票が10日まで会場で行われる。最終日の12日午後3時から会場で表彰式が行われる。
代表の伊中さんは、「緑の残る町を次世代につなげるためのきっかけになれば企画したところ、予想以上に多くの人からたくさんの作品が寄せられ、会員の作品は1点に限りました。多くの市民に来場してもらい身近な自然の大切さや高津のいいところを知ってもらいたい」と話しており、来年以降も写真展を続ける予定だ。
同展は12日までの午前10時から午後5時まで。
問い合わせは044(814)7603高津市民館「高津の里山写真展」係。

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