多摩区総合庁舎1階アトリウムで開催された、川崎市内の花の名所を写真で紹介する「かわさき花ごよみ写真展」(特定非営利活動法人k-press主催)が19日に閉幕した。会期中は連日多くの市民が訪れ、展示されている写真に熱心に見入り、「川崎の良さを見直した」「花の時期にはぜひ行ってみたい」などと話していた。
写真展は、引き続き1月30日から2月3日まで川崎市民ミュージアムで開催され、多摩区の会場の70点を上回る百数十点を展示する予定。また、19日から24日までアートガーデンかわさきでも開催される。
この写真展は、川崎市の平成19年度イメージアップ認定事業として、当団体が運営するインターネット新聞k-pressに、川崎の花や自然の情報を伝えるWEBコンテンツ「かわさき花ごよみ」(http://www.k-press.net/hanagoyomi/index.html)の開設に合わせて開催しているもの。
多摩区の会場では市内40カ所の花の見どころを紹介した写真70点が展示された。
なかには、閉園するまで花見の名所だった旧向ヶ丘遊園のサクラや春の一般公開のときにしか見られない川崎国際生田緑地ゴルフ場のサクラなどの貴重なものもあり、訪れた人の中には「ぜひ多くの人に公開してほしい」といった声も聴かれた。
川崎市内だけでなく横浜市や相模原、海老名市などから訪れた人もあり、用意したポストカードやちらしがたちまちなくなるほどの人気。また、花の情報をWEBで発信する「花咲案内人」に応募したいという人、自分の写真を飾りたいという申し出も寄せられた。
写真展をPRする展示が川崎駅前地下街の川崎市広報コーナーにも15日から21日まで行われており、通りがかった人が足を止めて写真に見入っていた。
1月30日からの川崎市市民ミュージアムでの写真展では、市民など19人が撮影した花の名所の紹介に加え、多摩丘陵の野草やサクラの開花状況を毎日追った「photo日誌」なども展示する。また、市民からおすすめの川崎の花の名所の写真を持参してもらい、特設コーナーに展示する「わたしのイチオシ花情報」の受け付けと展示 、「花咲案内人」の応募受け付けも行う。また、花の特製ポストカードのプレゼントもある。
問い合わせは電話03-3430-6617特定非営利活動法人k-press。