川崎市高津区で地元産の梅でオリジナル梅酒:区の木「梅」5周年を記念して製造

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川崎市高津区のかつての特産品・梅を使ったオリジナル梅酒「高津梅仙(たかつばいせん)」がこのほど完成、1月10日から市内の川崎酒販協同組合に加盟する小売店で限定販売される。

写真(川崎市提供)=高津梅仙を阿部川崎市長(中央)に手渡す川崎酒販協同組合役員

この酒は、高津区の区の木「ウメ」、区の花「スイセン」制定5周年を記念して川崎酒販協同組合北支部(小坂定良支部長)が企画、同区のセールス事業として区が4月から準備し、名前とラベルデザインを全国に公募。応募総数75通のなかから(1)区のオリジナルとすぐわかる(2)梅と水仙の文字が入っている(3)語呂がいいなどの理由で名前が決まり、ラベルがデザインされた。選定作品の作成者は、2月10日に高津区溝口で催される「大山街道フェスタ」で賞状と記念品が渡される。
同区は、江戸時代に久地の旧家が梅の実を取るため栽培をはじめて東京方面に出荷。その後、梅の名所として知られるようになり、1927年に開業した南部鉄道(JR南武線の前身)時代には「久地梅林」駅と名付けられ、多くの観光客が訪れたという。都市化で梅園は減少したが、かつての梅林の一部は2002年に「久地梅林公園」として復活した。
今回の酒は、久地周辺や下作延などの農家で栽培されたウメ150kgを使い、県内の蔵元で720ml入りで500本を製造した。値段は1本1350円。同区では、地域にちなんだ商品として2004年から「純米酒たかつ」を販売しており、今回の梅酒もその蔵元に依頼して醸造。梅酒は、一般的には焼酎に漬けて製造するが、同支部では味にこだわり、製造がむずかしいといわれる日本酒で約半年かけてつつけこみまろやかで上品な味に仕上がったという。
同支部では、12月26日に川崎市役所を訪れ、阿部孝夫市長に酒の完成を報告、同支部では「地元の名産品にしたい」と意気込みを見せている。
問い合わせは電話044(866)5829川崎酒販協同組合北支部。