川崎市の夢見ヶ崎動物公園が動物への年賀状を募集:1月19日から園内で展示

ヘラジカやレッサーパンダにも新年のあいさつをと、川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園が、ことしも園内の動物たちへの年賀状を募集、寄せられた年賀状は1月19日から園内で展示する。

この催しは、来園者母子が「動物さんは手紙をもらえるのかな」と話していたのをヒントに、動物に年賀状を書くことで動物愛護の気持ちを育てようと2003年の正月から毎年行われている。毎年、川崎市内をはじめ全国各地や海外から多くの作品が寄せられる。
園内はヘラジカやレッサーパンダなど珍しい動物をはじめ63種、約400点の動物を飼育しており、年中無休の川崎市の施設。6.6ヘクタールの園内には、「富士見デッキ」からの富士山を見ることができるほか、赤穂浪士に関係のある了源寺や熊野神社など由緒ある寺や神社も多く、例年晴れ着のカップルや家族連れが多く訪れる。同園では、正月休みに初詣を兼ね動物と一緒の新年の写真撮影や散歩に来ませんかと呼びかけている。
募集期間は、1月1日〜10日で、内容はイラストや絵、写真など動物を題材とした作品でだれでも応募は可能。
寄せられた作品は、1月19日から28日まで園内レクチャールームに展示する。送り先は〒212-0055川崎市幸区南加瀬1-2-1 川崎市夢見ケ崎動物公園。問い合わせは電話044(588)4030同園。